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長崎斜面研究会とはabout Nagasaki Hillside Association

理事長挨拶

photo  1997年(平成9年)10月に発足した「長崎斜面研究会」は、2005年9月に非営利活動(NPO)法人として新たな歩みを踏み出しました。

 長崎の港と中心市街地を取り囲む斜面市街地の大半は、車が入らない細街路と階段で構成された居住地です。長崎市まちづくり部の資料から推計すると、斜面市街地の再生事業として進められている8地区の高齢化率は26.36%(2000年現在)と長崎市全体の高齢化率19.1%(同)を大きく上回り、世帯員数は2.3人(同)で、長崎市全体の2.54人(同)より少なく、高齢者の一人暮らしが多いことが推測され、また、各地区で空き家・空き地が急増している状況から、地域コミュニティの弱体化が進行していることも推し量れます。

 こうした斜面住宅地に暮らす高齢者や障害者は、福祉のまちづくりが進んでも、外出の機会を奪われているという地理的ハンディを抱えています。 『どの様に老いても、どの様な障害をもっても、住み慣れたところで安心して暮らしたい』という思いで、医療・保健・看護・福祉・機械・土木・建築・行政の各専門職や自治会関係者が集まり活動が始まりました。 今では、斜面地に関心を持つ市民や大学生も参加し、また、地元の機械・福祉機器・地理情報・建設・土木の各企業の協力を得、斜面住宅地に暮らす高齢者や障害者を含めた多くの人々が、いつまでも住みなれた場所で、楽しく安心して暮らせるようにと、外出支援活動・生活環境改善の支援活動・研修活動・交流事業・広報活動・坂のまち体験・出前福祉講座などを通して、高齢者・障害者の生活支援活動に取組んでいます。 さらに、こうした会の活動と協力企業との連携である「福祉110番」事業も織り込み、活動の幅を広げつつあります。

 近隣に暮らす人々が相互に支えあい、民・産・官・学が知恵を出し合い、地域という緩やかな包みの中でケアするという地域ケアの考え方が重要と考えますが、様々な職種・世代の会員によって構成され、多方面にわたる活動を行っている長崎斜面研究会の活動は、斜面居住地に暮らす人々との多様な連携が可能であると思います。皆様方の参加をお待ちしております。

理事長  平野 啓子

長崎斜面研究会

〒850-0854
長崎市銀屋町4-11
長崎リハビリテーション病院内
斜面研究会 事務局 担当:吉野

TEL:095-818-2002
FAX:095-821-1187
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